2016年06月19日

タガメの季節

先日、友人のmotoさんが、
「タガメの卵塊を見つけたよ」と教えてくださったので、
北関東まで見に行ってきました。

タガメ666.jpg

写真は竹の杭に産み付けられた卵と、
それを守るオス。
この日はとても天気が良かったので、
気温が上がれば、
日除けになるために卵に覆いかぶさるかと期待したのですが、
どうもこちらを警戒しているようです。
撮影のために邪魔をしてもよくないので、
適当なところで撮影は切り上げ、
結局杭に上るところは見られませんでした。

ところで本の紹介です。
すでに4月に発売していたのですが、
バタバタしておりこちらで紹介できずにいました。

img012.jpg

「うまれたよ!タガメ」岩崎書店
タイトル通りタガメの生活史を追った写真絵本です。
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2014年02月10日

雪景色

僕には年間を通して定期的に撮影している生き物がいくつかある。
例えばメダカやトウキョウサンショウウオや、最近ではタガメ。
これらは生物そのもののほかに、
生息地の四季の写真も撮影しているが、
なかなか思うように撮影できないシーンが一つだけある。
それが雪景色だ。

僕が子供の頃に比べると、
雪が積もることはずいぶんと少ないように思う。
メダカやトウキョウサンショウウオを撮影している千葉県では、
雪が降るのは年に数回だし、
ましてや積もることはめったにない。
さらに雪景色の写真になるほど積もるのは数年に一度あるかどうかだ。
メダカの生息地に関して言えば、
10年以上前に撮影した写真がもっとも雪景色らしいもので、
それ以降チャンスに恵まれず、
家が建ち休耕田が増え、
雪が降っても絵にならない景色になってしまった。

先日の大雪の朝はタガメ生息地に向かうことにした。
普段でも片道3時間近くかかる場所。
雪の日にはいったいどのくらいかかるのか見当も付かなかったが、
まだ降り始めたばかりだったので、
到着時にちょうど積もっていればいいかなということで出かけてみた。

ところが意外にも道はすいていて、
普段よりも少しだけ時間をかけたくらいで到着。
まだ雪が少ないので、
数時間待つことにした。

そうして雪が積もった頃に車を降りて撮影。

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夏に卵を守るタガメを撮影した池は凍り、
生き物の気配は感じられない。
(氷の下にはヤゴなんかがいるのだろうけど)

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こちらは昨年下の田んぼが休耕田になってしまった。
ここもいつまで田んぼであるかはわからない。

夕方までねばっって帰宅。
そのまますぐに卵の撮影。

_DSC0465.jpg

これは先日知人が飼育するウーパールーパーが産んだ卵。
今のところ毎日連続で撮影している。
ちょっとだけ生き物っぽい形になった。

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2013年09月03日

明日から

今年の水生昆虫撮影はほぼ終わり。

_W1A4758.jpg

明日から再び魚の日々。
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2013年08月12日

レモンイエロー

うちで飼育しているタガメの産卵シーズンはどうやら終わりの模様。
雌雄を一緒にしても産卵する気配はまるでないし、
そもそも暑さのせいか餌もあまり食べない。

そんなわけで先日孵化したものが、
今シーズン最後の幼虫となりそうだ。

今年は庭から玄関から撮影部屋から自分の部屋まで、
タガメ、ゲンゴロウ、ガムシ、ミズカマキリ、コオイムシ、タイコウチなどなどに占領されていた。
中でもタガメは最もスペースを必要とし、
なおかつ世話も大変な虫だった。
まあしかし、
それだけ密に接していたおかげで観察する時間も長く、
最近では脱皮間近な個体かどうかもわかるようになってきた。

dappi.jpg

写真は2齢から3齢へと脱皮するタガメの幼虫。
古い殻から抜け出たばかりの幼虫は、
体色がレモンイエローでとてもきれい。


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2013年07月19日

長かった〜

先日Kさん宅で水生昆虫の取材。
撮影自体は1時間ほどで終わったので、
そのまま二人でタガメ池に行ってみた。

到着早々卵塊を守るオスをKさんが発見。
すぐにカメラを取り出して近づくと、
オスはそそくさと水中に潜ってしまった。

今年はこの池以外ではあまりタガメを見ていない。
それならばということで、
Kさんが最近幼虫を数匹見かけたという場所を案内してくださった。

こちらでも到着早々Kさんの網に新成虫が入った。
さらに羽化直前と思われる5齢幼虫まで捕まえるところはさすが。
これはさっきの新成虫と兄弟かな。

ところでこの日は夜間の撮影を想定していなかったので、
ストロボなどの器材が一切ない。
羽化の様子を撮影したかったこともあり、
Kさんには申し訳なかったが、
その時点で採集を切り上げ急遽帰宅。
もちろんこの幼虫は大事にお持ち帰り。

幼虫を庭の撮影セットに放してその瞬間をじっと待つ。
けっこうギリギリの状態で、
すぐにでも羽化が始まるかと思っていたけど、
場所が気に入らないのかひたすら待機が続く。
幼虫を入れたのがPM8時。
そしてやっと羽化が始まったのが深夜1時半。
すべてが終わって時計を見るとすでに3時を回っていた。

_W1A2785.jpg

いやあ長かった。
でもね、こういう瞬間が見られるとやめられないんですよね。

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2013年07月15日

ポチャン

先週は原稿を書いたり、写真を整理したりと自宅での作業が多かった。
さすがにこの暑さじゃ撮影も採集もけっこうきついので、
エアコンが効いた部屋での作業は楽チン。
しかしやっぱりじっとしてられないんですね。
週半ばで我慢できずついタガメ池へ。

例によってタガメの卵塊の捜索。
この日も4つ見つけた。
他にもないか探していると、
枯れたガマの根元でゲンゴロウが甲羅干し。

70.jpg

おっと、これはチャンス。
慎重にそうっとカメラを近づける。
ちょっとした振動ですぐに池に落ちちゃうからね。
本当はレフをあてたり、
アングルを色々かえてみたりしたかったんだけど、
とりあえず数カット撮影。
ゲンゴロウは姿勢を変えずそのままだ。
これなら色々撮れるかもと思いカメラを引いたその瞬間、
「ポチャン」

あらら。
淡い期待とともにゲンゴロウは池の中へ…。
やっぱりだめだったか。

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2013年07月07日

やる気満々

梅雨明け宣言が出された昨日、
急遽タガメ池に行ってみた。
朝方motoさんにお誘いの電話をするも仕事でだめ。
Kさんも仕事でだめ。
仕方が無いので一人で出動。

今回は水中カメラを2台持ってきた。
卵を守るオスを半水面で撮ろうかなと思ったから。
ため池ではふつう潜るような人がいないので、
水着の上に着るウエットスーツだと怪しすぎるかなと思い、
服の上から着ることができるドライスーツを車に積んできた。
(それでも十分怪しいけど…)
現場に到着して準備を開始。
それにしても暑い。
車の温度計は35℃を表示している。
さすがにこの気温のもとでドライスーツを着たら倒れそうな気がしたので、
水没覚悟でウェーダーで入ることにした。

とりあえずカメラを岸に置いて、
ため池の中を探索。
4つのタガメの卵塊を見つけることができた。
ただどれも水面から比較的高い位置に卵が産みつけられているので、
卵塊と卵を守るオスを一緒に写すのが難しい。
その中でも一番低い位置に産みつけられていた卵を見ていると、
振動が伝わったためかいきなりオスが草を登ってきた。

_MG_3822.JPG

たいがいのオスは人が近づいても「私は枯れ葉です」という感じでじっとしているのだけど、このオスは違う。
「やってやろうじゃないの」って、
鎌を広げて威嚇してくる。
いいねぇ!このやる気満々な姿。

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2013年06月26日

ビヨン!

さらに続く虫の撮影。

今日はオニヤンマの羽化。

_W1A1676.jpg

ヤゴの殻から抜け出るときは大変そう。
柔らかい体でゆっくりゆっくり出てくる。
大部分が抜け出ると、
そのまま逆さまの姿勢でしばらくじっとしているのだけれど、
突然「ビヨン」と起き上がり、
脱皮殻にがっちりつかまる。

_W1A1677.jpg

弱々しい体で、
なんでそんなに素早く動けるわけ?
ちょっとびっくり。

このシーンは写真より動画のほうが面白いかもね。
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2013年03月31日

ワシャワシャ

昨日はゲンゴロウを求めてため池めぐり。
今回も水生昆虫にくわしいmotoさんが案内してくださった。

最初のポイントはゲンゴロウの越冬場所ということで、
高い確率で採集できるという。

早速ウェーダーを履いてため池の中へ。
かなり泥が深く、
腿のあたりまで泥に沈むため前に進むのも一苦労。
一歩間違えればそのまま身動きが取れなくなりそうだ。
ため池の中で朽ち果てていくのもいやなので、
くじけそうになりながらも前進。

かなり時間をかけて、
丹念に岸際の水草の下をタモ網で探っていくと、
本命が網に入った。

motoさんはどうだろうかと見てみると、
ウェーダーの中に手を突っ込んで何かを探している。
ビニール袋を車に忘れたので、
仕方なくゲンゴロウをズボンのポケットに入れたら、
ウェーダーの中に逃げ出したらしい。
とはいえこの状況ではウェーダーを脱ぐわけにも行かないので、
そのまま採集を続けていた…。さすがだ。

その後しばらく網を入れてみたが、
まったく捕れなくなったのでため池から上がることに。
自宅からはかなり遠いため池だったけど、
すでに撮影に必要な数のゲンゴロウが捕れたので気分は軽い。

軽く昼食をとってから別のため池に移動。
そちらでは1匹だけ追加。
やっぱり採集は楽しいね。
これからの飼育下での生態撮影が結構大変そうだけど。

gengorou3.jpg

昨日一日の成果。
タッパーの中でワシャワシャ泳ぐゲンゴロウ。

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2012年08月28日

タイミング

10日ほど前に蛹になったゲンゴロウ。

gengorousanagi.jpg

それから昨日までは中国地方。
そして明日からは北海道。
羽化の様子はたぶん撮影できないだろうとあきらめていたら、
タイミングを計ったように今日羽化してくれた。

gengorouuka.jpg

出発の時間まで羽の色の変化を撮影してみよう。
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2012年08月16日

でかっ!

昨日はまたまたmotoさんに案内していただいて、
水生昆虫のサンプリングに行ってきた。

今回のターゲットはゲンゴロウ。
ゲンゴロウといえば公園の池や田んぼで見られる、
ヒメゲンゴロウやハイイロゲンゴロウを思い浮かべる人が多いかも。
しかしこれらの大きさは1〜1,5cmくらい。
今回狙っているのは「ゲンゴロウ」という名前のゲンゴロウで、
大きさは4p近い。

gengorou2.jpg

これがゲンゴロウです。
でかいでしょう。
今回は運良く2匹捕まえることができた。

さてでかいといえばこちら。
タガメやシマゲンゴロウがいる湿地でmotoさんが見つけてくれたもの。

ooamnbo.jpg

その名もオオアメンボ。
まんまですね。



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2012年07月25日

ひさしぶりのタガメ

今年も水生昆虫に詳しいmotoさんに案内していただき、
タガメの撮影に行ってきました。

motoさんが知るタガメ生息地の中でも、
とくに個体数が多い場所から見ていくことに。

ここは小さなため池。
タガメの餌となるカエルがとにかく多い。

tokyodaruma.jpg

タガメを探し始めてすぐに「卵がありましたよ」とmotoさん。

tagame2.jpg

いや、見つけるのが本当に早いですね。
同じような場所を探していたはずなのに、
僕にはまるで見えていない。

「オスがすぐ下で卵を守っていますよ」と指差す先には、
1匹のタガメがいた。

tagame3.jpg

透明度が低くてうまく写るか不安だったけど、
とりあえずタガメ単体はなんとかOK。

今度は卵とタガメを一緒に写してみた。
しかしこちらはちょっと難しい。

tagame4.jpg

より広い範囲を写すにはタガメとの距離をとらなければならず、
透明度が低い場所ではどうしても被写体がぼやけてしまう。
親が水面上に出ているか、
もしくは卵がもっと低い場所にないと一緒に写すのは難しいね。

その後場所を変えて田んぼに移動。
タガメとでっかいゲンゴロウの幼虫がいた。

tagame5.jpg

gengorou.jpg

頭の形からするとTHEゲンゴロウかな?
ただ水生昆虫には疎いので、
同定にはまったく自信がないけど。

タガメの生息地を見ると、
彼らが生きていける場所というのは、
本当に色々な生物が多い。
そしてそんな場所で過ごす一日は本当に楽しい。
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2009年07月24日

蚊の猛攻

今年はセミの羽化が遅れているようで、毎日ぽろぽろと幼虫が這い出てくるものの、なかなか一斉には羽化してくれません。

そんなわけで、今日は巣穴から這い出てくるところを撮ってみました。


abura.jpg


ところでセミが羽化を始める時間帯は、蚊が最も活動する時間でもあります。ましてやまわりは薮だらけ。それはそれはものすごい数の蚊に襲われます。

初日はイライラしっぱなしで、さすがに撮影に集中できなかったので、2日目は虫除けジェルを塗ることにしました。

これはかなり効果があって、塗った部分にはまったく蚊がよってきません。

しかし、顔に塗るのを忘れました・・・。

撮影途中だったので車に戻るわけにも行かず、ちょっとイライラ。

さらに翌日は顔にもバッチリ塗りました。

が、今度は耳に塗ってませんでした・・・。

「耳なし芳一」ではありませんが、蚊にはジェルを塗っていない耳は丸見えのようです。



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2009年07月20日

羽化2

カブトムシの羽化が無事撮影できました。


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シワシワになった蛹が突然動き始めたかと思うと。


uka2.jpg

ほんの数分で脱ぎ終えてしまい、中からは白い羽のカブトムシが。


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そして数時間。
羽はだいぶ色づいてきました。


ところでカブトムシの羽化とはなんも関係ありませんが


gundam5.JPG

ガンダムです。


gundam4.JPG

アラフォー世代のみなさん、子供の頃ガンプラに夢中になりませんでしたか?


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合成のように見えますが・・・


gundam1.JPG

原寸大ガンダムです。


gundam2.JPG

僕はガンダムファンというわけでもないですが、これは感動ものです。息子と写真を撮りまくりました。

場所はお台場の潮風公園。
8月31日までやってるそうです。

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2009年07月18日

羽化

このところ虫の撮影が続いてます。

一つはセミの羽化。

車で30分ほど走ったところにある公園にはセミの木があって、条件が整うと一斉にアブラゼミの羽化が始まります。その木は大きなメタセコイアで、枝という枝に羽化したての真っ白いアブラゼミがぶら下がっている様子は、なかなか幻想的です。

だいたい梅雨明けごろの蒸し暑い夜が、アブラゼミの羽化のピークなんですが、今年はまだ「今晩だ!」っていう日がないんですね。なので、外さないように毎日通ってるわけです。

ただ、やっぱり条件を満たしてないから、今のところ数匹が羽化しただけです。


niinii.jpg

で、その待ち時間に撮影したのがニイニイゼミ。アブラゼミより一足早く羽化します。


sanagi2.jpg

そしてこちらはカブトムシの蛹。だいぶ中身も完成してきて、色づいています。今日か明日にでも羽化しそうですが、これから出かけなければならないので、うまくタイミングが合うかどうか・・・。

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2009年07月02日

カブトのサナギ


sanagi.jpg


昨年から飼育していたカブトムシの幼虫が蛹になりました。昨夜はまだ前蛹だったのですが、昼過ぎに撮影から戻ったらすでに蛹になっていました。

本当は蛹になる様子を連続で撮影したかったのですが、この時期はなかなかそれだけに張り付いているわけにもいかず、結局は途中が抜けてしまいました。

さて、週末からは琵琶湖に繰り出します。羽化までには戻ってこれるかな?


posted by matsuzawa at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする