2013年09月01日

もしかしたら

中国地方の帰り道、
ちょっと寄り道して淡水魚の採集。

nagarehotoke.jpg

写真はそのときのターゲット、
「ナガレホトケドジョウ」

僕はこれまでに愛知県でナガレホトケを採集、
撮影しているが、
日本産魚類検索第3版でこのナガレホトケに、
「トウカイナガレホトケドジョウ」という新称がつけられていた。

これがどういうことかというと、
愛知県に分布するナガレホトケドジョウは、
実はこれまでに知られていない新種でしたということ。

魚類検索ではナガレホトケとトウカイナガレホトケの識別のキーが描かれていないので、
分布域で識別するしかなさそうだが(ナガレホトケも東海地方に分布しているようなのでちょっとややこしい)、僕が撮影していたトウカイナガレホトケは体色がややピンクがかっているのに対し、
写真のナガレホトケはグレーがかった茶色。
もしかしたら体色の違いも、
両種の識別のポイントになるかもしれない。

9/3追記
魚類検索をよく見ると、
ナガレホトケの検索キーとなる分布には、
「瀬戸内地方、福井県と京都府の日本海側」とあります。
一方のトウカイナガレホトケの分布は「東海地方」。
解説にはナガレホトケの分布域に東海地方の記述がありますが、
これはもしかすると単純なミスなのかもしれません。
なぜなら形態で識別できないのであれば、
分布域しか判断する材料が無いわけで、
分布が重なると非常に困るからです。
そのうちこの辺の魚に詳しい研究者に聞いてみたいと思います。

posted by matsuzawa at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡水魚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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