2012年04月05日

実はすごいんです

プラナリアっていう生き物を知っていますか?
名前だけでは「なにそれ?」かもしれませんが、
イラストや写真なら見たことがある人も多いのでは。
というのも中学だったか高校の生物の教科書に出てくるからです。
ちなみにこんな生き物。

namiuzumusi1.jpg

大きさは伸び縮みするのでその都度変わりますが、
めいっぱい伸びたときで2cmくらい。
見た目にはヒルのようななんてことない生き物ですが、
実はすごい能力の持ち主。
体を真っ二つに切断しても、それぞれのパーツから欠けた部分が再生するのです。
つまり頭側からは尻尾が、そして尻尾側からは頭が生えるというわけ。
頭だけを縦に切ると、
それぞれの頭が再生して、
双頭のプラナリアができるのも教科書で見た記憶があります。

なんで突然プラナリアを撮影したかというと、
最近千葉県博の佐土さんがプラナリアにはまっているらしく、
生息地を案内してくださったから。
そこは都市河川に流れ込む湧水。
佐土さんが拾い上げた石の裏にはたくさんのプラナリアがいました。
「プラナリアって口が体の真ん中にあるんですよ」と佐土さん。
なんでもこの口でアカムシとかを食べているんだとか。
ためしに冷凍赤虫を与えてみると、
すぐに食べ始めました。
(口は下面にあるのでこの写真ではわかりませんが)

namiuzumusi2.jpg

近々再生の実験写真を撮影してみようと思っているのですが、
そのためには一週間程度の絶食が必要らしい。
ということでこれから一週間、
我が家のプラナリアは断食に入ります。
posted by matsuzawa at 22:07| Comment(6) | TrackBack(0) | 水の生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さすが松沢さん!
きれいな写真ですね.

再生実験がうまくいくことを祈ってます!

ヨシノボリにプラナリヤを与えてみました.
入れた瞬間噛みつきましたが,すぐに吐き出し,それ以降見向きもしません.
やっぱり,美味しくないんでしょうかね.

プラナリヤの捕食者はいるんでしょうか???
プラナリヤを同定してくださった博物館の倉西さんも
「考えたこともなかったです.わかりませんね.」
というお話でした.
Posted by 佐土哲也 at 2012年04月06日 07:20
>佐土さん

プラナリアの捕食者ですか。
魚は好んで食べそうですけど、
ヨシノボリが吐き出すとなるとかなり不味いんでしょうね。
ザリガニとかは食べないのかな?
生息環境が重なっていない気はしますが。
Posted by matsuzawa at 2012年04月06日 08:37
水槽にわいたプラナリアを魚を使って駆除する話をネットで見かけますが,出てくる魚はそう多くはないようです.

プラナリアに対してとても大きな魚なら他の餌と共に吸い込んで魚自身が知らぬ間に食べてしまいそうですが・・・


ユスリカの幼虫(アカムシ)を駆逐してしまうほどの捕食者なのにそれを捕食する生物がいないのは不思議です.
生息域が限られていることで,増えることへの抑制がかかっているのでしょうか???
Posted by 佐土哲也 at 2012年04月06日 11:38
>佐土さん

そもそも何が嫌で魚は食べないんだろうか?
あの体表のヌメヌメですかね?
筆にべったりついてますもんね。
確かにうまそうな虫には見えないですねぇ。
Posted by matsuzawa at 2012年04月07日 08:40
げげっ!プラナリアの口って、お腹にあるんですか。知らなかった。消化器官は、さらに下にあるんですかね。変な生き物ですねえ。
Posted by きたえもん at 2012年04月18日 00:22
>きたえもんさん

ほんと変な生き物ですよね。
そういえば肛門がどこにあるのか聞き忘れました。
ヒトデみたいに口で食べて、
口から出すとか?
今度千葉県博に行ったときに聞いておきます。
Posted by matsuzawa at 2012年04月18日 05:03
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