2012年02月27日

気持ちはわからないでもないが…

僕は水中写真だけでなく、
図鑑用に魚の標本もよく撮影しています。
小さなものでは4pくらいのメダカから、
大きなものでは1mを超えるものまで色々。
標本作りや撮影にかかる手間はそれぞれで、
小さな魚は非常に細かい作業が大変。
一方で大きな魚は持ち運びや撮影セットの設置が大変。
全部30pくらいの魚だったらワケないんだけど、
そうもいかないのが標本撮影のつらいところ。

以前とある漁港で貰ってきたサメを撮影したことがあります。
そのとき貰ったのはアブラツノザメとヨロイザメ。
どちらも1mを超えており、
アブラツノザメは120p、ヨロイザメは150p近いやつ。
撮影自体は何とか終えましたが、
ここで大型魚特有のさらなる問題が。
そうです。撮影したサメの処分です。
先日代々木公園でサメの死骸が見つかりましたが、
これも処分に困って捨てたんですかね?

まあ、気持ちはわからないでもないんですよね。
捨てるにしてもまずは解体しなければならないし、
何よりそれを見た人は気分悪いだろうから。
でも公園に捨てちゃまずいわな。
興味だけで大型魚を貰うとあとで大変なことになります。
これは観賞魚にも同じことが言えますね。

あ、僕ですか?
僕は博物館に標本として進呈しています。

※追記です。
博物館で必要としているのは研究に使える標本なので、
原則として「産地」「採集日」がはっきりしているものです。
つまり自分が採集に関わった魚ということですね。
くわえて研究に必要としていない魚種については、
まず引き受けてくれません。
僕の場合は撮影に使用する魚は、
ほぼすべて自分で採集するか、
漁師の船に乗せてもらって採集に関わるようにしています。
また魚の大きさに関わらず撮影に使用したすべての魚種を提供しており、
保管に厄介な大型魚だけを進呈しているわけではありません。
ちょっと誤解を与える表現があったので修正しました。
posted by matsuzawa at 15:08| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月26日

需要と供給

最近シラスウナギ(ウナギの幼魚)の価格が高騰しているようですね。
なんでも1sあたり200万円もするのだとか。
1本数百万円するクロマグロだって、
s単価数万円のもんでしょう。
なんて高い魚なんでしょう。ウナギ。

nihonunagi.jpg
シラスウナギ(ニホンウナギの幼魚)

しかしここまで高いのにはわけがあります。
簡単に捕れないから高いんですよね。
供給が多くなれば安くなるのは当然の話。
需要が供給を大きく上回れば、
値が上がるのも当然。

ところでシラスウナギ1sってどの程度の数なんでしょう。
1匹あたり1gもないのは明らかなので、
少なくとも数千匹はいないと1sに達しないですね。
こりゃ漁師もシラスウナギ捕まえるの大変だわ。

posted by matsuzawa at 03:02| Comment(4) | TrackBack(0) | 淡水魚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月13日

憧れの

先日オークションサイトを見ていたら、
欲しかったリールが出ていたので思わず入札。
程度がいいリールだったにもかかわらず、
お手ごろな値段で落札できました。
しかも2個。

DSCF8013.JPG

DSCF8014.JPG

このリール、スウェーデンのABUというメーカーのもので、
アラフォー世代で子供の頃にルアーフィッシングの経験がある人は、
みんな憧れたんじゃないかな。
デザインはシンプルなんだけど、
色といい金属の光沢といいすべてがかっこいいんですよね。
子供の小遣いではとても手が出ないくらい高価だったことも憧れた理由かも。

今回買ったリールはトラウト(鱒のこと)を釣るためのもの。
湖でのトローリング用です。
さて次はロッド(竿)を買わなくちゃ。
あとボート免許もとらないとね。

先は長いなぁ。

posted by matsuzawa at 23:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月11日

佃煮

先日利根川近くの土産物屋でタナゴの佃煮を見つけました。
「そういえば食べたことがないな」ということで、
1パック購入。

自宅に帰りパックを開けると、
食べる前にどうしても悪い癖が。
そうです。
佃煮のタナゴがなんなのか知りたくなるのです。

これは種の特徴が出ています。
DSCF7996.JPG
タイリクバラタナゴで間違いないでしょう。

うーん?これは?
DSCF7999.JPG
画像を拡大すると側線鱗が完全(体側全体にある)なので、
タイリクバラタナゴではないのはわかるんだけど。
アカヒレタビラ?ヤリタナゴ?

またまたこれは?
DSCF7998.JPG
オオタナゴ?かな?

さらにこれは?
DSCF7997.JPG
やはりアカヒレタビラかな?

結局タイリクバラ以外はまったくわかりませんでした。

最近色々な魚の干物なんかも撮ってるんですが、
加工された魚の種の同定は本当に難しい。

posted by matsuzawa at 23:23| Comment(5) | TrackBack(0) | 淡水魚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月10日

金魚潜り

本日仕事から戻ると下駄箱の上にグレーの封筒が置いてありました。
差出人を見ると「緑書房」。
さっそく中を開けると観賞魚の専門誌「フィッシュマガジン」が入っていました。

fm.jpg

実は今月号の伊地知英信さんの連載「元祖・うおのぞ記」に、
うちの押入れにしまいこんであった金魚潜りが出ているのです。
ネタをばらすわけにはいかないので詳しいことは書けません。
興味がある方はぜひご覧になってみてください。
僕も知らなかった河童の金魚潜りの興味深い事実が書かれています。
(何で持ち主が知らないの?と突っ込まれそうではありますが…)

※金魚潜り
金魚の水槽に入れる陶器のアクセサリー。
赤い水車がくるくる回る、
水車小屋なんかが有名ですね。
昔は口を開けるカバやカエルなど、
いろんな金魚潜りがあったのですよ。
このへんは伊地知さんの連載ですでに登場しています。
posted by matsuzawa at 00:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 掲載誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする