2011年08月31日

黒斑?

minami.jpg
写真は先日うちで殖やしたミナミアカヒレタビラ。
貝から浮出してまもなく1ヶ月になろうかというところです。
(この仲間は二枚貝の中に卵を産みます)
大きさは1,5pくらいでしょうか。

ミナミアカヒレタビラは酷似するアカヒレタビラ、キタノアカヒレタビラと違って、
幼魚のうちは背鰭に黒斑が入るのが特徴とされています。
しかし写真の幼魚にはそれらしい黒斑が見当たりません。
(背鰭の背景が黒いのでわかりにくいかもしれませんが、肉眼でも確認できません)
親魚は間違いなくミナミアカヒレの分布域のものなのですが、
幼魚の間に黒斑が出ないものがいるのでしょうか?

それとももう少し成長してから出てくるのかな?
posted by matsuzawa at 21:44| Comment(4) | TrackBack(0) | 淡水魚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月29日

「日本の淡水魚258」正誤表のお知らせ

先日発売になった「日本の淡水魚258」(文一総合出版)に、
数箇所誤りがありました。
お詫びして訂正いたします。

正誤表はこちらでご確認いただけます。

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2011年08月27日

鴨川シーワールド2012年カレンダー

今年も撮影を担当させていただいた、
鴨川シーワールドの2012年カレンダーが出来上がりました。

calendar.jpg
こうしてみるとシャチのアース君もずいぶん大きくなりましたね。

さてこのカレンダー、
鴨川シーワールドの園内はもちろんですが、
yahooショップでも購入できます。
シーワールドの人気者たちをお部屋に飾られてみてはいかがでしょうか。

鴨川シーワールドyahooショップはこちらから。
数に限りがありますのでお早めにどうぞ。
(本日はまだアップされていませんでした)

posted by matsuzawa at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲載誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月22日

新刊のご案内

tansuigyo.jpg

昨日新刊が届きました。
もうすぐ発売になる「日本の淡水魚258」です。
タイトルは淡水魚ですが、
川に入り込むおもに海で暮らす魚も載っています。
例えばアオギスやコチですね。

掲載種数は258種類。
本当はキリのいい数字にしたかったのですが…。

これだけの種数が載っていて、
本体価格はなんと1000円。
ぜひご覧になってみてください。



posted by matsuzawa at 00:45| Comment(6) | TrackBack(0) | 掲載誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月21日

レインボーシャイナー

友人の観賞魚店にちょっと変わった魚が入荷していたので撮影させてもらいました。

rainbow.jpg
なんだかタモロコやスゴモロコを派手にしたような、
そんな魚。

日本の淡水魚に似た雰囲気はあるけど、
和風ではない色彩。

レインボーシャイナーという魚だそうです。
はじめて見る魚だったのでネットで検索してみると、
Notropis chrosomusという魚のようでした。

さらにFish Baseで調べてみると、
そこには上の魚とは比較にならないほどド派手な魚の写真。

ちなみに北米のコイ科魚類で、
観賞魚としては稀に流通する程度のようです。
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2011年08月11日

オタマジャクシ?ナマズ?

先日千葉県のとある川でサンプリングをしていたときのこと、
少し離れた場所で採集していた千葉県立中央博物館の佐土さんが、
小さいオタマジャクシのような生き物をビニール袋に入れて戻ってきました。

それを見て、子供の頃その場所からほんの数キロはなれた川に遊びに行ったとき、
同じような生き物を捕まえた記憶がよみがえってきました。

そこはわりと大きな滝つぼなんですが、
ヒキガエルのオタマジャクシに色も大きさもそっくりな生き物が、
時折縁をチョロチョロと泳いでいました。
なにぶん動きが遅いので、
手でも簡単にすくえてしまう。
手のひらに浅く水を張ってようく観察してみると、
口に短いひげがありました。
「ああ!これはナマズの赤ちゃんか」と当時は思っていたのですが、
今になって考えてみると、
夏の盛りにナマズの幼魚がそんなに小さいはずはないんですね。
なにせナマズの産卵期は5〜6月ごろ。
夏には8cmくらいにまで成長しています。

ではその正体はいったい何かというと…。

gibati.jpg
ギバチの赤ちゃんでした。
よくみると脂鰭(赤線のところ)があるのがわかります。
この鰭はナマズにはありません。

ちなみにですがこのギバチ、
かなり気が荒いです。
ギバチ同士でもかなり激しく闘います。
まず間違いなくどちらか一方が死ぬことになりますから、
飼育するときは必ず単独で飼いましょう。

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2011年08月10日

きれいなメダカ

この魚なんだかわかります?
woworae2.jpg

正面から見ると眼の色といい背のラインといい、
日本のメダカにそっくりですね。

でも横から見ると。
woworae1.jpg

体型や鰭の形はやはり日本のメダカにそっくりですが、
体色がぜんぜん違います。

実はこれインドネシアに分布するメダカの一種、Oryzias woworae(オリジアス・ウォウォラエ)。
日本のメダカと同じOryzias属のメダカです。

それにしてもきれいなメダカですね。
posted by matsuzawa at 08:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 熱帯魚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月05日

よく似ているけれど

日本の淡水域はとても身近な自然環境で、
人が立ち入ることができないような場所はほとんどありません。
そのためそこに暮らす淡水魚についてもよく調べられています。
しかしそんな淡水魚であっても数年に一度は新種が報告されています。

新種というと誰も目にした事がないようなものと思われる方もいるかもしれませんが、
実は案外身近にいるようです。
それというのも淡水魚の場合、
それまで知られていた種の中に、
よく似た別の種が含まれていたというケースがとても多いからです。

例えばこの魚。
G1.jpg
カマツカです。

カマツカは国内に広く分布しており、
なおかつ中流から下流、湖沼など色々な環境で見られる、
いわば普通種です。
最近カマツカでは遺伝的に異なる3つのグループの存在が明らかにされていて、
これらはそれぞれ別種と考えられています。
上の写真は兵庫県産。
G3.jpg
こちらは千葉県産。

たしかに写真を見比べると頭の大きさや模様が違いますね。
でもカマツカは1種という先入観があると、
こうした違いには誰も気付かないわけです。

カマツカに限らず、
先入観を持たず色々な地域の魚を見た人が、
こうしたわずかな違いに気付くのでしょう。
(分子レベルの解析がきっかけになることも多いようですが)

さて僕が気になっている魚の一つにオイカワがいます。
この魚も国内に広く分布する普通種なんですが、
自宅近くで捕れるオイカワと、
九州で捕れるオイカワでは吻端(頭の先端)に違いがあります。
九州のオイカワは吻端が鮮やかな赤なのですが、
自宅近くのものはよーく見ないとわからないほど赤が薄いのです。
まあ千葉と九州なので、
同種でそのぐらいの色の違いがあっても不思議じゃないですが、
どうも気になるんだよなぁ。
(すでに誰か調べてるのかな?)

posted by matsuzawa at 22:24| Comment(3) | TrackBack(0) | 淡水魚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月03日

ツボ

毎年のように新品種が出てくる金魚ですが、
「これは!」と思えるものは意外に少ないものです。

ところがこれはツボにはまりましたね。

sansyuu.jpg
三州錦です。

地金とらんちゅうの交配によって作出された品種ですが、
色柄といい体型といい魅力的な金魚です。

posted by matsuzawa at 02:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月01日

アブラボテ

aburabote.jpg
今日の写真はアブラボテという淡水魚。

鮮やかな種が多いタナゴの仲間ですが、
本種は茶色でかなり地味。
でもこれはこれで味があります。

難点は産卵期になるとオスがかなり気性が荒くなること。
もう少しおとなしいといいんですけどね。
posted by matsuzawa at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡水魚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする